ご報告が大変遅くなってしまいましたが、入居者様の息子様ご夫婦がボランティアで素晴らしい演奏をご披露してくださいました。
館内にお知らせを掲示し、当日にも声かけをして26名の方が参加され、和やかに開催されました。
「入居者の○○様の息子様ご夫婦です」とご紹介すると、拍手と歓声で盛り上がりました。
最初は皆さま演奏を静かに観賞されていましたが、途中からは手元の歌詞カードを見ながら口ずさんでいらっしゃいました。(なかには歌ってはダメだと思われていた入居者様もいたようです)
ギター演奏者の方から「声が出てきてリラックスしてこられましたね」と声をかけてくださり、スタッフからも「一緒に歌いましょう!」とお伝えしました。
3曲を2回ずつ演奏された2回目は、皆様の歌声が大きくなっていました。
「上を向いて歩こう」の演表前に鈴やタンバリンを用意して下さっていたので、演奏者の方のお父様にタンバリンをお渡しすると、それを見た入居者様が「親子共演や~」と盛り上げてくださいました。
普段は物静かな入居者様ですが、女性の入居者様が「息子さん若いねぇ~」などと楽しそうに話かけられ、それに応じておられました。
「川の流れのように」では、ご自分の人生を重ね合わせられる方もいらっしゃいました。
美しい音色が食堂を包み込むように響き、音に酔いしれました。
音楽は人の心を動かしたり和ませたり笑顔にさせる力があるように感じます。
懐かしい曲を聴くことでストレスが軽減し、ほっと心が安らぎ、皆が1つになれたように思いました。
素晴らしい演奏に対して、皆様心からの拍手を送られていました。
息子様ご夫婦の演奏にお父様も感動され、薄っすら涙されていました。私たちスタッフもその姿を見て心打たれました。
帰りには「今日は楽しかった。ありがとう!」と多くの入居者様からお言葉を頂きました。
「今日はありがとう。椅子やテーブル動かしておつかれさまでした」とスタッフのことまで労って言葉をかけてくださる方もいて心が温まりました。
とても良い芸術の秋の一日となりました。
本当にありがとうございました。スタッフ一同感謝申し上げます。