お天気にも恵まれた週末、フラワーホームのお庭にある桜の木が、ちょうど見頃になりましたので、炙りみたらし団子、いそべ餅、緑茶をご用意して、お花見を行いました。
満開の桜の下、予想よりも多くのご入居者様にお集まりいただきました。
普段のお食事ではお出ししにくいお餅も、ご高齢の方でも食べやすいサイズで提供させていただき、スタッフ見守りの上で召し上がっていただきました。
敷地内の桜であるため、車椅子の方、シルバーカーの方にもご参加いただき、皆様、思い思いの場所で過行く春を楽しまれていたご様子でした。
レクリエーション当日、バイタル測定時に「またお花見がしたい」と話してくださったご入居者様にもご参加いただき、とても穏やかなお顔で桜を楽しまれていたのが印象的でした。
また、普段はお部屋からなかなか出られず、お食事も居室配膳にて召し上がられているご入居者様も降りてきて下さいました。
なかなか他のご入居者様と顔を合わす機会がないためか、「知らない人もたくさん増えているわ」と笑って話してくださったのが印象的でした。
思い付きで急遽お誘いしたにも関わらず、約半数ものご入居者様にご参加いただいたことは嬉しい驚きでした。
今後も良いと思ったアイディアは積極的に採用し、ご入居者様に喜んでいただけることを実現していければと思いました。
当館は施設ではなく住宅という特性上、ご入居者様のプライベートが守られた空間であるため、裏を返せばご入居者様同土の繋がりが希薄であるとも言えます。そのような中、少しでも同じ時間・空間を共にしていただくことは、大きな意味があるのではないかと思います。