「フラワーホームのダメなところ、相談員さんに話してください」

泉南市役所の長寿社会推進課 介護保険課の方より、官民連携の取組みである「介護サービス相談員」のお話をいただいたのは昨年の事でしたが、コロナ禍の時期で活動自体はありませんでした。 

介護サービス相談員とは、専門的な研修を修了し、市に所属しているボランティアの相談員さんが、入居者の皆様のお話を聞いたり、行事に一緒に参加しながら相談を受けたりするものです。

入居者様が、サービスを受けている施設やスタッフに直接苦情や相談をしにくいことも、第三者になら言いやすい場合もあるためです。

感染対策も行いながら、やっと介護サービス相談員の方を受け入れることができました。


最初は入居者様にどうやって介護サービス相談員の方の活動をご説明しようかと悩みました。

「介護サービス相談員」ってネーミングが硬いような気がして、本来の目的は、入居者様に楽しくお喋りの時間を持っていただくのが目的な為、スタッフから入居者様に、

「私達スタッフには、フラワーホームのダメな所は言えないでしょう?!どんどん介護サービス相談員さんに話してあげて下さいね」と説明をすると、

入居者様から「いや~何も文句ないよ」と笑いが起きました。


普段から、入居者様からの様々なご意見や提案は検討し、少しでも実践し形にしたいと考えていますが、スタッフへの気遣いもあると思うので、年齢の近い介護サービス相談員方々にはお話しやすいのでは?と思いましたが、やはりお写真のように和気あいあいと楽しそうに会話を楽しまれているようでした。


介護サービス相談員の方から、

「いや~~皆さんお元気で、こちらの私たちが勉強になりました」とお話がありました。

食事の時間も近かったので、今回は45分程の短い時間でしたが、今後も介護サービス相談員の受け入れを行ってまいりますので、いろいろお話をしていただければ、普段私たちが気付けずにいることを知ることが出来たり、説明不足な点が分かったり出来、より良いフラワーホームになっていくのではないかと思います。