夏と言えばスイカ割りですが、感染対策の観点から本物のスイカは使用せず、紙風船をスイカに見立てたスイカ割りとなりました。
スタッフが頭の上に紙風船を乗せたスイカ侍に扮し、入居者さまにはオモチャの竹刀でスイカを狙っていただきます。それをスタッフが真剣白刃取りで受け止める手はずでしたが……
「良いか?叩くぞ」とスタッフが構える間も無く「パン!」と一発で仕留める方や、笑いながら「お尻も叩いてあげる」と優しくお尻も叩いて下さる方、オモチャの剣ではありますが どこか凛々しく紙風船を仕留める方、様々でした。
「そんな頭なんて叩けない」「えーできへんよー。でもこう?」と言いながらも「思いっきりいいの?」と笑いながら叩かれる方もいて、爆笑の楽しい時間でした。
結構皆さま強く叩いてくれました(笑)
しかし「本当に叩いて良いの?」と戸惑われる方や「いつもお世話になっている人の頭は叩けないわ」とおっしゃる入居者さまもいらっしゃり、スタッフは楽しんでもらいたい気持ちはありましたが、叩く事に対して皆様それぞれ思うところが、おありだったと感じました。
すべての入居者さまに喜んでいただくことは難しいと感じました。楽しんでいただく予定でしたが、逆に気を使わせてしまったかもしれません。
次回からはその点も配慮して皆さまの笑顔がもっと増えるように趣向を凝らします。
廊下でばったり会ってしまった入居者さまは私達の姿にびっくりしながらも「なにそれー」と面白がってくださいました。
皆さま明るく対応してくださり、楽しんでくださったご様子が伝わって来ました。
「子供に写真を見せたい」と張り切られる方もおられました。
8月に入居された方が「こんな事もしてくれるの?」と笑っておられたのが印象的でした。
コロナ感染症対策のため、1部屋ずつ回らせていただきましたが、大きな笑い声が響くと、何人か入居者さまが居室内から廊下を覗いていらっしゃり、その方たちにはサプライズがバレてしまいました。
スタッフの衣装を見て「だんだんと衣装のグレードが上がってるなぁ」と感心される方もおられました。
衣装制作は今回も洋裁の得意な入居者さまとスタッフが一緒に作りました。
「スイカのマント良いね!種もつけよう!」や、不思議そうにビーチボールを見ながら「これ、何にするんよ」とスタッフに質問したり、制作の時間も楽しく感じました。
仕上がりの確認の為 衣装を着け廊下に出ると「今度は何をするんや?」と入居者さまからの声もありました。
イベントの翌日には 笑顔で「いろいろありがとう」と声をかけて下さる方もいらっしゃいました。ご参加ありがとうございました!
9月は十五夜のイベントを考え中です。