「室内でもチューリップの成長を見たい」と、入居者さまからリクエストがあり、水耕栽培を行っています。
室内だと暖かいためか、花壇よりも成長が早く感じます。新芽もグングン伸び、緑も鮮やかになりました。少し斜めに育っているのは愛嬌デショウか？
入居者さまも気にかけて下さり、おひさまが当たるように容器を動かし、水が足りない時は、水を足して下さいました。
「私たちも 気にしてるのよ」と嬉しい声が聴けました。
容器の中にはランダムに球根を入れたので、何色が咲くのかスタッフも解らないので、「これ、何色かな？」と蕾を見ながら「黄色？白？」などと入居者様とスタッフが首を傾げながら、チューリップに「元気に咲いてね」と語りかけています。
皆の想像と違う色が咲くと「え～～何で？」と不思議な感覚がしました。
花壇のチューリップは なかなか芽が出ず、「大丈夫かな？植え方を間違ったかな？」と常に心配をしていましたが、暖かくなるにつれ芽も大きくなり、緑色も濃くなり、どこか力強く見えます。
チューリップの芽の列を見つけた時は、入居者さまと「出たね！」と 笑顔になり、お互いの顔を見合わせました。
春の日差しは暖かく、植物達を色鮮やかに見せてくれフラワーホーム全体を和やかにしてくれているように感じました。
水耕栽培を取り入れた事で、「室内で簡単なボトル・アクワリュームはどうかな？」との話も持ち上がり、入居者さまが「メダカを貰ってくるわ」との話もありました。
少しずつ、楽しみのカスタマイズをしているフラワーホームです。