先月「新型コロナ・インフルエンザ等感染防止に関する取組みについて1>>」を書きましたが、前回書ききれなかった取組みや、新たに取り組んでいることについて書いてみます。
皆が食堂に集まるお食事の時間は、コミュニケーションの時間でもありますが、お食事をする時にはマスクを外しますし、近くにお友達がいたら、お食事をしながらお喋りもしたくなります。しかし、そうすると飛沫が飛びやすくなります。
それを防止するためにポリプロピレンパネルを三重県の企業に特注し、卓上に設置することにしました。
お写真で分かりますでしょうか?
座席も広くスペースを確保し、対面にならず一席ずつ席をずらして座っていただくようにしました。
前面パネルだけではなく、サイドのパネルも用意しましたので(こちらは本社のスタッフが作ってくれました)、座席の都合によっては使用しようと思います。
慣れるまでは少し違和感がありますが、パネル越しにお喋りも可能です。
これまでコミュニケーションを大切にしていたので、人と人を遮るパネルの存在が寂しい感じもしますが、コロナが収束するまでの間はウイルスの伝搬を防ぐため、皆で辛抱です。
相談室にもポリプロピレンパネル設置しています。
スタッフルームにもビニールシートを設置しています。
また、スタッフ一人一人が正しい手洗いが出来ているか、実際の手洗いの様子を皆で順番に確認し合いました。
入居者さまへの正しい手洗いの周知を図るために、手洗い手順のポスターや手洗いの重要を訴えているポスターを各所に掲示しています。
たくさんの人が頻繁に触る箇所には、要注意箇所として赤い防水シールで目印を付け、重点的にアルコール消毒を1日に数回行っています。また、消毒漏れが無いように、担当者が消毒後、一覧表にネーム印を押しています。
可視化することで要注意箇所の共通認識が出来、消毒漏れを防げるかと思います。また、赤いシールを見ることによって、「ここを触った後は手の消毒をしよう」という意識が高まればと思います。
お写真では分かり辛いですが、フラワーホームの受付にも飛沫感染防止の為、透明のシートを貼らしていただきました。
また来客様用スリッパは毎回アルコール消毒させていただいています。
また、フラワーホームでは退居後は必ず、次の入居者さまに気持ち良くお住まいいただけるように、業者さんによる居室の特別清掃や、居室に備え付けのエアコンのクリーニングを実施しています。
またフラワーホームの運営会社である丸竹コーポレーションでは、本格的な次亜塩素酸水生成装置を持っている為、全ての従業員が次亜塩素酸水(酸性電解水)を携帯しており、気になる時にはスグに消毒しています。
次亜塩素酸水の特徴として、生成してから日にちが経つと殺菌効果が薄まってしまう為、週に1度のペースで中身を新しいものと入れ替えています。
また希望する従業員には、次亜塩素酸水を週に1度500mLまで自宅に持ち帰っても良いことになっていますので、家庭での消毒にも各自努めています。(2020年7月末以降はアルコールが充分に入手できるようになったため変更)
万が一、フラワーホームで新型コロナウイルス感染者が発生した場合のマニュアルも作成しています。
現在のところ症状のある入居者さまやスタッフはいません。
しかし日本の感染者数は日ごとに増えて行く一方なので、少しも油断は出来ません。
皆、体調管理に気をつけて頑張っています。
良いと思うことは何でもやって、やってみてあまり効果が無かったり不具合があればやめれば良いじゃないか!の精神で、感染症防止に努めています。
どうか早く平和な世界が戻りますように。