餃子の食べ比べイベントを開催しました

7月4日、フラワーホームでは餃子の食べ比べイベントを開催しました。


餃子の前には少し運動をということで、「お好み焼き返しゲーム」を行いました。

段ボールで作ったお好み焼き10枚を、コテを使用して、20秒以内に何枚裏返すことが出来るかを競うゲームです。

まずはスタッフが手本をお見せしました。

ご高齢になると、手足の関節が硬くなったり、動かしにくくなったりしますので、簡単そうに見えて意外と難しいです。良い運動になるかと思います。

・・・と思ったのですが、スタッフの手本よりも早くうまく両手でテコを操って、想像以上にスピーディーにひっくり返される方もいらっしゃり、20秒の持ち時間が余ってしまうこともありました。


よーいドン!でスタートすると、想像と違ったのか、

「えっ!!コテ軽いやん!!」と慌てるご様子もありました。(手作りのコテだった為、すごく軽く、ひっくり返し難いのです)。

やはり長年お料理をされていた成果でしょうか。男性より女性の入居者さまの方が上手に裏返していらっしゃいました。

早い方で12秒で全てを裏返し、ガッツポーズを決めていらっしゃいました。

皆さま一生懸命に競技に参加されて、他の方がプレーされているのを見ている間も、掛け声をかけたり、手を叩いて歓声があがったり、楽しそうにされていて、「一緒にイベントを盛り上げていこう」というお気持ちが入居者さまから感じられるほどで、嬉しく思いました。


餃子は5種類の食べ比べを行いました。

最後には、どの餃子が一番美味しかったか投票して順位を決めます。

ただ食べるより、あれこれ品評しながら食べると会話も弾みますし、楽しいですよね。

テーブルによって雰囲気が違いますが、リーダ―シップを取って積極的にお手伝いしてくださる方もいらっしゃいました。

餃子をどういう風に並べるか、相談して協力して焼いていらっしゃいました。


餃子が焼き上がるまでは、お話が盛り上がっていましたが、焼き上がるとお喋りをやめて、味比べに集中されているようでした。

またお喋りが再開して、「美味しい」「美味しい」と口々におっしゃられていました。

「どれが好き?」「味の違いが分からない」など話し合い、コミュニケーションを深めているご様子でした。

真剣に一つ一つ吟味されている方や、パクパク楽し気に食べていらっしゃる方や、皆さま色々でした。

「私は辛い物が苦手だから・・・」と仰っていた方も、1つ味見をしていただいたら、「やっぱり食べるわ」とおっしゃって、1つまた1つと召し上がっていただけました。


皆さま明るくて、とても楽しそうなご様子でした。

「美味しいからいくらでも食べられるなぁ」「餃子食べるのは久しぶりだ」と喜んでいただけました。

餃子にはやっぱりビールだよね!!ということで、ノンアルコールビールもご用意したのですが、これが大好評でした。

「ノンアルコールビールと餃子がよく合う」と、

いつもは冷たい飲み物を嫌がられる方も、ノンアルコールビールを美味しそうに飲まれていらっしゃいました。

カンパーイ!


「食べ比べ、良かったよ!」と笑顔で声をかけて下さったので、次は何の食べ比べが良いかお聞きすると、少し悩まれ「考えておくわ!今はどんな物も色んな種類があるんやなぁ」と、昨今の商品の種類の豊富さに驚かれているようでした。

シュウマイの食べ比べなども良いかもしれません。スタッフからは、クリスマスにケーキの食べ比べなども良いかも!?との声も上がってきました。

フラワーホームで食べ比べブームが起きるかも!?


さて入居者の皆さまから一番人気だった餃子は紀文のシソ餃子、二番人気は紀文の海老餃子という結果になりました。

皆さまが食べたいものをお聞きして、協力して作っていくベントは自然と会話も広がり楽しい時間を過ごしていただけるので、とても良いと思いました。

イベント終了後も共用スペースで談笑されている方、オセロを楽しまれている方など、とても和やかなご様子でした。