中学生の『職場体験学習』の受け入れを行いました

フラワーホームに、泉南市立西信達中学校2年生の女子生徒さんが、二日間に渡り、『職場体験学習』に来てくれました。


初めての体験なので緊張されるのでは?と心配していましたが、すぐに慣れて素敵な笑顔を見せてくれました。

スタッフの発言等、必要だと感じた事はきちんとメモを取り、分からないことは随時質問をするなど、積極的に仕事を学ぼうとしてくれました。

とても元気で一生懸命、そして、はっきりと物事について述べることが出来る視野の広い学生さんです。


介助の見学もしてもらいました。

福祉用具の操作や、スタッフ相手におむつ交換の練習も行いました。

介助には沢山コツがあります。コツを掴めば最小限の労力で介助が出来ますし、コツを掴めないと必要以上に体力が必要になったりします。

「あれ?」「なんで?」と、その不思議を体験してくれました。

また少しの声掛けで、介助される側が安心できる事なども感じてもらえたと思います。


入居者さまと同じお食事(昼食)を実際に食べてもらいました。

この日のメニューは、あさりの炊き込みご飯で、

「どうでしたか?」と尋ねると、「すごく味が良かった。私好みで美味しかった」と話してくれました。

レクリエーション用のパフェも食べてもらいました。


車椅子に実際に乗って、介助される側の感覚を体験してもらったり、福祉車両へ車椅子を乗せるなども体験してもらいました。


「スマッシュてるてる坊主」のイベントで使用する物の作成もお願いしました。

あれこれ考え工夫しながら、一生懸命に制作してくれました。

大変絵が上手で、スタッフも驚くほど、すごく素敵なニコニコ笑顔の太陽(スマッシュの的)を作ってくれました。

残念ながら日程の関係で、その太陽を実際にイベントで使用しているところは学生さんに見てもらえませんでした。残念です。楽しいイベントの様子を一緒に見てほしかったです。


学生さんからスタッフへのインタビューでは、「今の仕事を辞めたいと思った事はあるか?その理由は?」との質問に、スタッフが返答に窮する場面もありました。笑

仕事は楽しい時も辛い時もあります。辛い時こそ成長している時かもしれませんね。


「お年寄りが好きで介護の仕事がしたい」と言われていました。

また、高齢者との関わりに興味があるのは何故かを尋ねると、「人が好きだから」と返答してくれました。

職業体験してみてどうだった?と尋ねると、

「資格を取ったらフラワーホームで就職したい」と言ってくれました。

とても嬉しいです。お待ちしています!


スタッフの仕事をよく観察して、メモを沢山とって熱心に学んでくれました。

将来頼もしい学生さんです。

今回のように職業体験を通して、若い方たちの福祉業界への関心が更に深まればと願います。