「身近な事から人権を考える」をテーマにした講演と講習会を、大阪企業人権協議会さまより講師の先生をお迎えし、開催いたしました。
講演をお聞きした後、テーマを「差別・ハラスメント・高齢者の人権」の3点に大別し、項目別の模擬事例を参加者全員が設問形式で解きながらディスカッションを行い、最後に先生より回答と解説をしていただきました。
また講習会の最後に先生より、一般社会において現役世代が持ちがちな「高齢者に対するイメージや先入観」のお話がありました。
高齢者の方達が不愉快に思うことは何なのか?を、大阪企業人権協議会さまが65歳以上の高齢者に向けてアンケートを実施したところ、一番多かった意見が「現役世代が我々を高齢者として見ること」だったとお聞きしました。
年齢で「高齢者だ」と一括りにせず、お一人おひとりの健康状態や精神年齢などを見極め、それぞれに合った接し方をしなければならない事を改めて認識しました。
ディスカッションでは珍解答も出て笑いの渦が巻き起こりましたが、活発な意見や提案もあり有意義な開催となりました。
入居者さまに安心してお暮しいただけるよう、今回学んだことを職務に生かしてまいります。