フラワーホームの花壇の植替えを、スタッフと入居者さまとで行いました。
天気も良く、とても暖かい日で、植替えには最高の日でした。
予定の時刻よりも早くから、帽子と首にタオルを巻いたスタイルの入居者さまが降りて来られ、お手伝いしてくださいました。
花を一つ一つ愛でながら、やさしく大切に扱われている姿が印象的でした。
「この色の花キレイやなぁ」「足が痛いけど、花を植えてたらそんな事も忘れて夢中になるわ」とおっしゃられていました。
午後からは動くと汗が出るほどのお天気で、中腰の辛い体勢にも関わらず、「次は何色の花を植えようかなぁ」と配色まで考えながら、次々と植えていってくださいました。
男性の入居者さまも穴掘りを始めとし、たくさん協力してくださいました。
「明日雨の予報だから水やりはどうしようか」と決めかねていると「降っても少しの予報だから俺が水撒いておくわ」と率先してお手伝いくださいました。
デイサービスに行かれていた入居者さまも3名、戻られてから植替えに参加してくださいました。
「花を植えてキレイにしていくのは楽しいなぁ。また誘ってね」「しっかり育つように花の様子を見てるわ」などのお声もいただきました。
私たちスタッフですら、暑かったり、中腰がキツかったりしましたが、そのような事は全然口にされず笑顔で楽しそうに作業をされていた入居者さまを見て、私たちも見習わなければいけないなぁと思いました。
さくらは3月下旬の頃の写真です。
フラワーホーム開設と同時に植えた桜で、最初の春は3輪ほどしか花を付けませんでした。
しかし着実に一年ごとにお花の数を増やしてくれています。
フラワーホームもこの桜と一緒に成長して行きたいと思います。